ミニチュアダックスフントのレイ君が里親さん宅へと婿入りしてから1ヶ月が経ちました。
マメに幸せ頼りを下さる里親さん。
レイ君、今では、先住犬のダックスフンド君と仲良く、悠々自適な生活を満喫しています。
レイ君との別れはとても寂しく辛かったですが、レイ君が可愛くて仕方ない!と愛情を注いでくださる里親さんなので、安心しておまかせ出来ます。
大切にしていた子が巣立つ時の、寂しいけど嬉しいこの複雑な思いこそ、一時預かりボラの醍醐味なのかなと思います。
さて、そんな我が家に、新たな保護犬がやってきました。
推定5歳のビーグルの女の子です。
この子、とにかく臆病で、人が怖くて仕方ない様子。
触れるとしっぽを巻いて、ビクッと体が硬直してしまいます。
メディカルチェックを終え、提携先の病院からうちへ連れ帰り、ハナとリスベットと対面。
犬は怖くはないようで、まずは一安心です。
ボウル一杯の水を一気に飲み干し、ペタンと座って置物のように動かなくなり…
その後、部屋の隅っこに隠れるように身を小さくしているので、小6の娘が自室のベッドの下に寝床を作ってみたところ、
落ち着くのかそこから動かなくなりました。
命名「ニコ」。
ニコニコ笑顔になりますように、との思いから、娘が名付けました。
ニコは、静岡県との県境近くの、愛知県の山で発見されました。
フィラリア弱陽性なので一般譲渡に回せず、ドッグレスキューハグが引き取ることになりました。
異常なまでに人を怖がる事から、酷く暴力を受けていたと思われます。
特に、傘など、棒状のものを怖がるので、棒で叩かれていたのかもしれません。
人が怖い。でも、人は嫌いではなさそうなニコちゃん。
撫でると、ブルブル震えながらも受け入れてくれます。
これからはもう、怖い事なんてないよ。
人間は怖くない、と、分かって欲しい。
時間はかかるかもしれませんが、ゆっくり焦らず、ニコちゃんと向き合っていこうと思います。
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