愛犬に、手作りのご飯を与えたい、という飼い主さんが増えているようです。
ご飯の時間は、犬にとって楽しみな時間。そんなご飯が、よりおいしくバラエティーに富んだものであったら、より一層、犬にとっては幸せな時間となることでしょう。
私は、ドッグフードのうえに、手作りご飯をトッピングのように乗せてあげています。
私の場合は、ハナ(ブリュッセルグリフォン)が避妊手術後に若干太り気味(6kg超え)になり、獣医さんから5.5kgくらいまでに抑えたほうが良いとアドバイスをされたのがきっかけでした。
ダイエットとはいえ、ドッグフードの量を減らすのは可哀想・・・そこで、ドッグフードの量を今までの7割ほどに減らし、その分、野菜と低脂肪の肉を煮込んだ手作りご飯をかけて、カロリーを抑えることにしました。
犬の手作りご飯は、冷蔵庫の残り野菜の有効利用にもなるし、おすすめです。
ただ、食材の中には、犬のとっては安全ではないものもあるので、注意が必要。ここからは、犬が食べてはいけないもの、避けたほうがいいものについてご紹介します。
犬が食べてはいけない食材
全て、一定量を食べると体調に異変が出てしまうものですが、特に小型犬は、少量でも影響が出ることがあります。
うっかり床に落としてしまったものを、犬がパクっと食べたりするケースにも気をつけたいものです。
野菜
ニラ
玉ねぎ・ネギ
にんにく
どれも、犬に与えてはいけない食材として周知されているとのばかりかとは思いますが、いずれも、犬が食べると、アリルプロピルジスルフィドという成分が赤血球を破壊して、貧血や呼吸困難などを引き起こしてしまいます。
アボカド
アボカドに含まれるペルシンという成分によって、下痢・嘔吐・呼吸困難になる危険性があります。
果物
ぶどう・レーズン
嘔吐・下痢・腹痛などのほか、急性腎不全を引き起こす可能性があります。
魚介類
イカ・たこ
海老・蟹
いずれも弾力が強いため犬のとっては消化が悪く、嘔吐・下痢を引き起こす可能性があります。
その他
チョコレート
チョコレートに含まれるテオブロミンが、犬にとっては毒に。
ナッツ類
消化が悪く、消化管閉塞や嘔吐・下痢・便秘などを引き起こす恐れがあります。
手作りご飯で気をつけること
ここまでに挙げたNG食材のほかにも、手作りご飯を作る際に、気をつけたほうが良い事があります。
シラスや干物など、塩分の高い魚は、塩分の過剰摂取になってしまうので、使わない方が良いでしょう。
また、犬のような元来肉食の動物は、草食動物に比べて腸が短いため、食物繊維を消化しづらいのだそう。そのため、野菜は細かくしてから与える方が良いです。全てみじん切りにすると良いでしょう。
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