悲しい別れ

犬の保護ボランティア活動

今日は、悲しい別れがありました。

私もメンバーとして参加しているドッグレスキューハグが、豊橋のセンターから、殺処分対象だった雑種の男の子を引き出したのがおよそ1か月前。

会陰ヘルニアと精巣腫瘍でお腹はパンパン、しかも、フィラリア強陽性という状態でした。

その子を温かく迎え入れてくれた、名古屋の預かりボランティアのご家族。

病に勝つように!と、勝(まさる)と名付けてくれました。

その預かりボラさんのインスタグラムでは、パンパンに張って時には痛むお腹と闘いながらも、幸せそうな表情の勝くんの姿がたくさんアップされています。

ブラウザーをアップデートしてください | Facebook

その勝くんが、昨日手術に臨みました。

フィラリア強陽性という体での全身麻酔はかなり危険を伴うということは、事前に先生から聞いていました。

が、このままパンパンのお腹を放置しておく事も危険との事…預かりボラのご家族とハグの代表、そしてメンバー共々悩んだ末、手術をする事になりました。

手術は無事成功し、勝くん、目が覚めて動いてます、との連絡を病院から受け喜んでいたのも束の間、容態は急変しました。

今蘇生の措置をしています、と、連絡を受けた時は、信じられない思いでした。

病院の先生やスタッフの皆さんが、勝くんのために最後まで尽力して下さいましたが、願いは届きませんでした。

勝くんのボロボロの心臓には、負担が大きすぎたのかもしれません。

View this post on Instagram

#ドッグレスキューハグ 追加、代表と相談して、今回はお寺ではなく、家族が全員参加し、お見送りできる時間で、本日、自宅前で火葬する業者さんを呼んで行う事に致しました。 この時期の暑さです… この次生まれ変わったら、健康な身体で元気な身体で、またうちに帰って来て欲しいです。 生まれ変わって、またうちに来てね… ちゃんといい飼い主さん選ばないとだめだよ‼️ 勝くんは、いい子だから。優しい子だから(´;Д;`) ありがとう勝くん❤️ 短い間だけど、家族ととても濃い時間を過ごすことが出来たね❤️ 勝くんは、豊橋で、お腹に腫瘍があり、殺所処分目前でした。 勝くんもっと早くうちに来ないかんかった… だから、生まれ変わって、うちに来てね… 待ってるよ… 代表の一つ一つの言葉に救われました。 勝くんの分も生きよう。 勝くん忘れないから。 8月4日18時頃に亡くなりました。 手術は、成功したと連絡をもらい、2時間後に呼吸が止まったと、電話があり、蘇生してると…5分後に呼吸が戻るが、また止まってしまい、私が病院へ行くまで蘇生してくれていました… 本当に、本当に、つらい… 信じたくない… だって、勝くんは、家族になって、もっとたくさん、これから、身軽ね体になって、たくさん希望に満ち溢れてていたんです… 自宅に戻り、リビングで、みんなと一緒に過ごしました。 悔しい、… 勝くん、頑張ったのに… 麻酔から醒めて、起きて歩いてるって言ったのに… ごめんね… まさくん、 お母さん、生きて帰って来て欲しかったんだよ 勝くん、1人じゃないよ みんな、大好きだよ だから、ありがとう。短い間だったけど、お母さんは、家族は幸せだった。 ごめんね、勝くん もっと早く見つけてあげたかった… もう、痛くないよ お腹の悪い所ないから ずっと家族だよ ありがとう ありがとう でも、まだ悔しいよ すごくすごくお利口さん勝くん 大好き ありがとう勝くん 葬儀が決まり次第、ドックレスキューハグさんから、連絡あります。 頭の中真っ白で、悲しくて、悔しい なんでこんないい子連れていってしまうの…

A post shared by mana (@manami1753) on

今日、預かりボラさんの元へ帰った勝くんと、最後のお別れをしてきました。

冷たくなった勝くんを見ても、まだ信じられない思いです。

預かりボラさんのご家族は、勝くんの手術が無事成功したら、正式に里親として家族に迎えようと思っていてくれたそうです。

元飼い主さん…こんなにボロボロの体になってから捨てるくらいなら、いっそもっと早く捨ててくれたら、私たちがこんな酷い状態になる前に救ったのに…と、勝くんを見ていたら、色々な思いが巡りました。

これまで決して幸せな環境ではなかったであろう勝くんなのに、とにかく穏やかで、人にも犬にも優しく、こんな良い子はいない、というくらいの良い子でした。

辛い犬生だったに違いないけれど、最後の1ヶ月あまりは、最高の家族に大切にされ、幸せだったのが、せめてもの救いです。

これからやっと幸せばっかりの毎日になるはずだったのに、悔しくてなりません。

勝くん、どうぞ安らかに…。

 

Login • Instagram
Welcome back to Instagram. Sign in to check out what your friends, family & interests have been capturing & sharing around the world.

勝くんのような子達が、今もたくさんいる現実。
一度家族として迎えたら、どうか最後まで責任を持って、愛情を注いで育てて欲しいと願うばかりです。

\我が家のビーグル ニコもフィラリア陽性で豊橋で保護されました/

保護犬ビーグルニコ 1ヶ月
保護犬ビーグルのニコがうちに来て1ヶ月が経ちました。 民家もほとんどないような山の中で保護されたニコ。 最近、同じ場所で、ニコと同じビーグルの女の子がまた発見されたとの事。 想像するに、繁殖屋が遺棄したのではないか...
にほんブログ村 犬ブログ ブリュッセルグリフォンへ にほんブログ村 犬ブログ 元捨て犬・元保護犬へ 日本ブログ村ランキングに参加しています。クリックで応援お願いします!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
犬の保護ボランティア活動
スポンサーリンク
ルルをフォローする
レア犬ブリュッセルグリフォンと保護犬との生活ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました