ブリュッセルグリフォンのハナとフレプーミックスのリスベット、そして現在一時預かり中の保護犬、ビーグルのニコちゃんのブログです。
前回のブログ更新から、4か月近くが経ってしまいました。
ニコがうちへ来て、クリスマスイブで半年になります。
まだまだ大人が怖いニコですが、とっても頑張って、この半年間、自分なりに人に歩み寄ろうとしてきました。
ニコはとっても変わりました。
人の声が怖く、散歩中話しかけてもただただビクビクしていた子が、今ではアイコンタクトできるようになり、言葉も色々覚えました。
散歩中、おやつを食べる癖がついてしまったので、歩きながらも「おやつは?」という顔で見てくるニコ。
「おやつ?」と言うと、耳をぐっと立ててはしゃぐようになりました。
散歩中、ウンチを片付ける時も、はじめはとにかく怯えてリードを引っ張って逃げようとするので片付けるのに一苦労でしたが、今では、し終わると横でじっと待てるようになりました。
私が人と立ち話をしていても、ビクビクしながらも待てるようになりました。
そして、散歩中に出会う、いつもニコを気にかけてくださる人達と、手と鼻でタッチ出来るようになりました。
初めの数か月は、声をかけられた途端、尻尾を丸めて猛ダッシュしようとしていたニコが、今では手からおやつをもらうまでになりました。
そして、4か月目頃に起きた大きな変化は、自分からリビングへやってくるようになった事!
うちへ来てからというもの、一日中、長女の部屋のベッドの上から動かず、ご飯の時も、大人が見ていると怖くて食べられなかったニコですが、今ではご飯の時間になると、リビングへやってきて、ビクビクしながらも、ハナやリスベットと一緒に、リビングで食べるようになりました。
リビングへ来るときは、かなり勇気を振り絞っているらしく、「決死!」の風情でダッシュでやって来るニコ。
ソファに飛び乗って、ソワソワしているのがとってもかわいいです。
最近では、そのままソファでくつろいでうとうとしたり、ダイニングテーブルの足元で伏せをして、くつろいだりもするようになりました。
相変わらずビクビクしているものの、嫌なら自らリビングに来ないだろうから、ニコなりに、みんなと一緒にいたい、という気持ちがあるんだな、と思うと、なんだか感慨深いです。
とはいえ、長女の部屋にいる時は、私たち大人が廊下を通るだけで、けたたましく吠えて唸ります。まだまだ、完全に人間(特に大人)を信頼してはいないようです。
そんな時は、さっきまでご機嫌で一緒に散歩に行っていたのに忘れちゃったの?と思うくらい警戒心むき出しで吠え、唸りますが、なでていると嫌そうな顔をしながらも徐々に収まります。
分かっているけど、反射的に恐怖心が出て吠えてしまう・・・これがまさに、トラウマというものなんだろうなと思います。
まだまだ完全にトラウマは払しょくされていないニコですが、何年かかっても、いつかきっと、克服できると思っています。
どんなに吠えられても、「触るな」という顔をされても、嫌そうに手を避けられても、ただただ可愛いニコ。
こんなニコに気長に寄り添ってくれる、一生の家族が見つかりますように、と願うばかりです。
最後に、子供たちには完全に心を許しているニコの様子を2枚。
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