ペットショップで売れ残っていた犬が買われ、その後里親募集で私達の家族になるまで

我が家のわんこ日記

2019年5月、家族の一員となったリスベット。

リスベットという名前は、前の飼い主さんが付けてくれた名前です。

           2019年5月、我が家への道中。

珍しい名前だね、とよく言われますが、映画「ドラゴンタトゥーの女」のヒロインから取った名前だそうです。強くたくましく生きてほしい、という、前の飼い主さんの思いが込められています。

普段は「リス」と呼んでいるので、犬なのにリスなの~?と、近所の子たちは不思議そうにしています。

 

今日は、リスベットがうちに来た経緯について書いていきます。

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2頭目を家族に

ブリュッセルグリフォンのハナを飼い始めて2年が経った頃、子供達と話し合い、2頭目を家族に迎えるなら里親募集で見つけよう、という事になりました。

私自身、小さな頃から常に犬のいる生活をしていましたが、どの子もブリーダーやペットショップから迎えた子で、当時は里親や保護犬、という存在すら知りませんでした。

が、大人になり、日本の華やかなペット産業の裏で、悲惨な環境にいる多くの命の存在があることを知り、子供たちもその現実を知るうちに、次に飼うなら里親募集の子たちの中からがいい!と自然に口にするようになりました。

私たち家族は、犬種には全くこだわりはありませんでしたが、住んでいるマンションの規約で、犬の大きさの上限が決まっていること、また、共用スペースでは抱っこの状態でなくてはいけないため、子供たちでも抱ける重さであることが条件でした。

里親募集サイトで見つけた黒の雑種犬

そして、里親募集サイトで見つけたのが、隣県から募集をかけられていた、生後10ヶ月の犬。フレンチブルドッグとプードルミックスのリスベットでした。

元の飼い主さんがリスと出会ったのは、友人と遊びに行った滋賀でふらりと立ち寄った、ホームセンターのペットショップ。

その時すでに生後8ヶ月と、売りものとしては「期限切れ」状態だったリス。どんどん値下げされ、たたき売り状態になっていたそうです。

元飼い主さんの家には猫が4匹いるため、自身で飼い続ける事は難しいと思ったものの、どうしてもそのままホームセンターを後にする事が出来ず、その場で手続きをして、連れ帰ったそうです。

衝動的に買った事、、、その事自体については、賛否あると思います。

が、狭いケージから出して出して!と必死に訴える、大きくなった売れ残りの犬を、どうしても置いて帰れなかった気持ちは痛いほど分かります。

特にその飼い主さんは、日本のペット産業についての知識のある方なので、なおさらだと思います。(日本のペット産業の現実については、改めて詳しく書きたいと思っています。)

ちなみに、予防接種の証明書を見ると、リスははじめ名古屋市内のペットショップにいて、その後三重県内のショップに移動し、さらに滋賀県内に連れてこられたようです。

全国にチェーン展開しているペットショップなので、売れそうにないと、すぐに次の店舗へ、と、どんどん回されていくんですね。

8カ月目にして、狭いケージから脱出できたリスは、まだ幸運だったのかもしれません。

ドキドキの初対面

さて、この子を家族に迎えたい!と決まり、早速飼い主さんに連絡を取りました。

電話でお話したところ、その時すでに、他にも立候補している別のご家族がいらっしゃいました。

が、そのご家庭は共働きで日中一匹で過ごす時間が長いこと、また、うちのように小さな子供がいる家庭の方が、リスのような犬にとっては望ましい環境だから・・・と、出来たらうちに託したい、と言ってくださいました。

すでに先住犬がいることも伝えると、互いの相性次第では、犬たちにとってストレスになることもあるので、ぜひハナちゃんも連れて来て下さい、とのこと。

その週末に、ハナも連れて、家族4人と一匹で面会に行きました。

ハナは、どんな犬にもフレンドリーなので心配はしていませんでしたが、リスとの初対面は・・・お互いしっぽフリフリで、いい感じ!すぐにじゃれあって遊び始めました。

当初、その日は顔合わせだけで、引き取りは改めて・・・のつもりでしたが、ハナとの顔合わせがとてもスムーズに行ったことから、急きょ、そのまま家に連れて帰ることに。

    子供達にもすぐ、べったりしてくれました

その飼い主さんがリスと一緒にいた期間は2カ月間。生き物が大好きな人で、とても大切に可愛がっていたことが、リスの様子からもよく分かりました。

だからこそ、別れる時は涙涙で、私たち家族にとっても、切ない時間でした。

一生大切にお世話する事を約束して、名古屋へと向かいました。

あっという間に馴染んだリスベット

家は帰るとすぐ、綱引き遊びが始まりました。

外では仲良く出来ていても、いざ自分のテリトリーに入ってきたら、ハナも変わるかもしれない…と心配していましたが、ハナにはテリトリー意識が全くないらしく、杞憂に終わりました。

     

生後8カ月までペットショップにいたせいか、リスベットはとにかく人間にくっついていたい、極度の甘えん坊です。

 

 
ぐにゃぐにゃに脱力して、べったりとくっついてきます。

そして、食に対する欲がすごい…。

バースデーケーキ。勢い凄すぎて顔変わってます..

ハナがおとなしいのをいい事に、完全に自分が上だと思っている感があるリスベット。

毎日元気いっぱいです。

 

ちなみに、前の飼い主さんとは、今でも定期的に連絡を取り合っています。

リスが幸せそうで良かった、と安心してくれる事が、私たち家族にとっても、とても嬉しい事です。

リスがうちに来て半年が過ぎました。そろそろリスを連れて、会いに行こうと思っています。

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