グリフォンなど、短頭種の犬が気をつけるべき事

犬に関する なるほど雑学

ブリュッセルグリフォンって何?!食べ物?新しいゲーム?!なんだか呪文みたい…!

と、まだまだ知名度の低い犬種、ブリュッセルグリフォンですが、一度飼うと、その独特の可愛さにハマってしまうと思います。

今回は、そんなブリュッセルグリフォンに興味のある方、飼ってみたいな、と思っている方へ、その特徴や、一緒に生活する上で気をつける事などを、書いていこう思います。

ブリュッセルグリフォンの特徴は、なんと言っても、つぶれたぺちゃんこの鼻。

ブリュッセルグリフォンという犬種が生まれる過程において、1800年代後半にパグの血統が取り入れられたため、とのことですが、確かに、パグとお顔が良く似ています。

また、まん丸な目は、同じく交配に用いられた、キングチャールズスパニエルを思い出させます。

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短頭種がなりやすい病気とは

さて、パグやグリフォン、フレンチブルドッグなど、ぺっちゃっとしたお顔の犬を、「短頭種」というのですが、このような短頭種ならではの注意点がいくつかあります。

まず、「短頭種気道症候群」という病気になりやすい、と言うことです。これは、気道が狭い事が原因で起こる症状の総称です。

短頭種の犬は生まれつき、構造上の問題から、鼻の穴が小さかったり、鼻腔が狭かったり、喉がギュッと狭かったりするそうです。

そのため、マズルの長い犬に比べて、空気を取り込みにくいんです。

そんな生まれながらの頭蓋部の特徴に加え、その症状が慢性化する事で、症状が年々ひどくなる事もあり、重症化してしまうと、呼吸困難や失神が起こり、死に至る場合もあるそう。

ハナを飼い始めて、眠る時に人間のようにいびきをかくことがあり驚いたのですが、これも、その独特な身体上の構造のためだったんです。

また、突然、ガーガーと苦しそうに、喘息の発作のような呼吸をしたりすることがあります。ハナの場合は、1、2ヶ月に一度程度ですが、突然なります。10秒くらいで治りますが、苦しそうです。

ハナの場合はまだ軽いので大丈夫だそうですが、呼吸があまりに苦しそうな場合は、早めに手術をしたほうがよいケースがあるそうなので、獣医さんと相談が必要になります。

熱中症に、より注意が必要な犬種

暑さに弱いのも、ぺちゃんこ顔の犬の特徴です。

リスベットと比べても、ハナがはるかに暑さに弱いのを感じます。

私は、短頭種の犬を飼うのはハナが初めてだったので、最初は知識がなく、これくらいの暑さなら、と、夏にうっかり散歩に連れ出してしまったことがあります。

その時、尋常ではないくらい呼吸が早くなってハアハアが止まらなくなり、驚いてすぐに引き返しましたが、鼻ぺちゃ犬にとっては、暑さが命取りになってしまうんですね。

本来犬は、舌を出してハアハアする事で体温を低下させるものですが、彼らは気道が狭いために、熱の発散効率が低く、体温を下げるのが下手なんです。なかなか体温が下がらないので、より一層呼吸が早くなり、その結果、体温が上がってしまう、という悪循環に陥りやすいのだそう。

なので、散歩中の水分補給にも気をつけています。

少しボール遊びをしたら、マメにお水。

愛犬の携帯用飲み水にもなり、おしっこをしたらシャワーのように流せるこちら、散歩には欠かせません。

ハンディシャワー
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ペットボトルに取り付けるタイプですが、色も豊富で可愛いですよ。

短頭種の犬が注意すべきこと

大切なのは、以下の三つです。

太らせない。興奮させない。温度管理に気をつける。

太っていると、首まわりにも脂肪がついて狭い気道がますます圧迫されてしまうので、短頭種にとって、肥満は深刻な問題だそうです。

また、興奮が、呼吸困難の引き金になる事もあるので、過度に興奮させないことも大切です。

ハナは、避妊手術をしてから特に体重が増え、一時期、6キロまで行ってしまいました。

5・5キロくらいまでに抑えたいですね、と獣医さんに言われ、かといって、餌を減らすのはかわいそうだと思い、野菜を取り入れた手作りご飯で、体重減少に取り組みました。

その結果、今は5キロ半ばに落ち着いてます。

太りやすいハナ、これからも気をつけなくちゃ、です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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